私たちの身体は、呼吸によって取り込む酸素によってエネルギーを産生しています。しかし、酸素は、身体の組織を傷つける活性酸素を発生させる原因にもなります。活性酸素は、DNAを損傷したり、細胞を死滅させたりすることで、老化や病気の原因となります。では、今回は酸化に対して有用なルイボスティーについて紹介します。
ルイボスティーとは？
ルイボスティーは、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈に自生するマメ科の植物であるルイボスから作られるお茶です。ノンカフェインで、独特の甘みと渋みがあり、とても飲みやすいお茶です。
ルイボスティーの歴史
ルイボスティーの歴史は古く、17世紀頃に南アフリカの先住民コイサン族が飲み始めていたと言われています。コイサン族は、ルイボスティーを薬草として飲んでおり、病気の予防や治療に効果があると信じていました。
19世紀には、ヨーロッパ人にもルイボスティーが知られるようになり、徐々に世界中に広まっていきました。現在では、日本でも人気のあるお茶となっています。
ルイボスティーの効能
ルイボスティーは、ノンカフェインで、抗酸化作用が高いお茶です。そのため、美容や健康に効果があるとされています。
ルイボスティーの効能には、次のようなものがあります。
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- デトックス効果
- 便秘解消効果
- むくみ解消効果
- 風邪予防効果
- 免疫力アップ効果
- ストレス解消効果
ルイボスティーの飲み方
ルイボスティーは、水出しでも煮出しでも美味しく飲むことができます。
水出しの作り方は、次のとおりです。
- ルイボスティー10gをティーポットに入れます。
- 90℃の熱湯200mlを注ぎます。
- 30分ほど抽出します。
- カップに注いで、お好みで砂糖やミルクを加えて飲みます。
煮出しの作り方は、次のとおりです。
- ルイボスティー10gを鍋に入れます。
- 200mlの水を注ぎます。
- 火にかけ、沸騰させます。
- 火を弱めて、5分ほど煮出します。
- カップに注いで、お好みで砂糖やミルクを加えて飲みます。
ルイボスティーの注意点
ルイボスティーは、ほとんど副作用がないと言われていますが、ごくまれに下痢や腹痛などの症状が出ることがあります。また、ルイボスティーは鉄分の吸収を妨げる可能性があるため、鉄分補給が必要な方は、ルイボスティーを飲む前に医師に相談することをお勧めします。
ルイボスティーのまとめ
ルイボスティーは、ノンカフェインで、抗酸化作用が高いお茶です。そのため、美容や健康に効果があるとされています。ルイボスティーは、水出しでも煮出しでも美味しく飲むことができます。また、身体の酸化を防ぐためにはバランスの良い食事を心がけ、十分な睡眠をとることも大切です。喫煙や過度の飲酒も身体の酸化を促進させるため、控えましょう。